上級科 第3回  Ⅲ

これは おにぎりではありません(笑)

灰まぶし・フレッシュ(左) と灰まぶし・熟成(右)
産地:群馬県・富士見町 ギャルソンチーズ工房
乳種:山羊乳
特徴:いかにも手作りという感じの素朴なおにぎり型
本業が彫刻家の熊井純一さんが作る絶品シェーブルです。

初めてこのチーズを食べた感動は今でも忘れられません。
絹のようななめらかな口当たり、程よい酸味と塩味、ナッツのコク
ヨーロッパのシェーブルにも負けない素晴らしいチーズです。

しかも 今日のチーズは特別!
何故なら 沖縄の「粟国の塩」を使っているから

粟国の塩は私が長年愛用しているお塩で 特にお吸い物や煮物には欠かせません。
以前、熊井さんに粟国の塩を差し上げたら、それを使ったチーズを送ってくださった
ことがありました。
群馬県の山羊乳と沖縄県産の塩がコラボした 絶品シェーブルに感動した私は
昨年の4月に 日本のチーズとワインを楽しむ会というセミナーでこれを紹介しました。

今回も熊井さんのお心遣いで 粟国の塩を使ったシェーブルが届き感激しました。
だって、サプライズだったのですから!

灰まぶし・熟成(左)とフレッシュタイプ(右)は切り口を見ても明らかですね。

灰は国産の無農薬米の藁を燃やして作るそうです。
アルカリ性の灰が酸度を調整してまろやかな味に仕上げます。

群馬県は養蚕業が盛んだった土地で 桑畑がたくさんあります。
山羊は桑の葉が大好きで これを食べると乳量が3倍になるとか。

一昨年の秋に 熊井さんたちのグループ展が銀座で開催されたとき
画廊にお邪魔したことがありました。
でも、絵画や彫刻そっちのけで チーズをあれこれ出してくれて
チーズ談義で盛り上がりました。 

とにかく お茶目でチャーミングな熊井さんのお人柄には
だれでもが惹かれてしまいます♪

   

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